協会について
建設工事の施工において、足場や支保工を始めとする幾多の軽仮設材が、施工形態の変化や施工品質の確保等を背景として多種多様化すると共に、建設業界の合理化、省力化の進展により所有から活用の時代に移行し、リース依存度は9割以上を占める状況になっております。それ故、軽仮設材の効率的な活用と安全性の向上が重要な課題となっており、品質の調査研究および技術開発と長期的安定供給が責務と考え、協会運営を進めております。
また、近年の施工形態の変化に伴う仮設計画の複雑化や専門性の高度化に対応するため、「仮設設計士」という技能資格制度を新設しました。これにより、難易度の高い図面を技術力のある設計士が作成することで、安全、安心をより高めることができると考えます。今後、未曾有の災害が発生した場合にも、協会が一丸となり、国交省を始め関係各所と連携を取り、迅速に復興への足掛かりを作れるよう、本協会で出来ることを総力をあげて行う所存です。
今後も今まで以上に軽仮設材の品質と安全性の向上を図り、軽仮設業界経営の合理化及び事業の効率化を目指し、建設産業の一員として良質な社会資本の整備、推進に貢献し、わが国の経済及び国民生活の向上に寄与していく事が、本協会の目標とするところであります。
皆様の変わらぬご指導とご協力をお願い申し上げ、ご挨拶とします。
当協会には協会本部としての役割を担う3つの活動部会があり、軽仮設リース行の「協調と団結」をスローガンに、市場の安定と発展を実現できる業界を作り上げています。
『部会便り』では各部会からのお知らせや話題、活動報告等がご覧いただけます。